「東欄(とうらん)の梨花(りか)」

梨の花は淡くほのかに白んで、
柳の緑は深くなりましたな。
柳絮(りゅうじょ>綿毛の種)がいっせいに飛びだすと、
町(城内)は花でいっぱいになります。
胸が痛むのは、東の欄干(らんかん)にあった
ひともとの雪のような梨の花と出会ったこと。
人生これから、いくほどこのような清くも明らかな景色を
見ることができるのでしょうか。

(参考本『漢詩を読む 蘇東坡100選』石川忠久著)
※日本語訳をニュアンス等、改変しまくってますが、とても参考になりました。



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